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同志社大学人文科学研究所
第21期17研究(2022-24)(代表:王柳蘭)
2024年7月18日 [ 同志社良心館RY429)]
タイ深南部マレー系ムスリムの移住とトランスナショナリズム
開催日時 2024年6月20日(木) 16:30~18:00
発表者 西直美(同志社大学・共同研究員)
コメンテーター 上田曜子(同志社大学・名誉教授)
発表報告
マレーシアとの国境に位置するタイ深南部はパタニ・マレー語を母語とするムスリムが人口の8割程度を占めており、2004年以降、旧パタニ王国地域の解放と分離独立を掲げる武装闘争が再燃したことで注目を集めてきた。西氏は、マレーシアへの移住経験をもつムスリムへのインタビューをもとに、深南部からマレーシアへの移住の特徴、マレー系ムスリムとしての帰属意識、ムスリム女性の意思決定をめぐる問題や移民ネットワークについて、現時点での課題と展望を報告した。
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