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​加藤 裕美 Yumi Kato

-写真1マレーシア、ボルネオ島内陸部のブラガ町.jpg

マレーシア、ボルネオ島内陸部にあるブラガ町(2018年9月、加藤裕美撮影)

-写真2インドネシア人移住者とともにおこなう生業活動.jpg

インドネシア人移住者とともに行う生業活動(2017年3月、加藤裕美撮影)

ディシプリン 文化人類学、東南アジア地域研究

研究対象地域 マレーシア、インドネシア

研究テーマ

・インドネシアからマレーシアへの国際労働力移動

・移住者を含めたコミュニティの維持と境界

・少数民族集団の言語とアイデンティティの動態

ボーダー(境界)について一言

 マレーシアのボルネオ島では、インドネシアから労働者として働きに来て、そのままマレーシアで家族を持ち定住する人が少なからずいます。移住者と移住者を受け入れる社会では、どのような状況でボーダー(境界)が出現するのでしょうか。境界は、同じ現実世界に生きていても、ある誰かにとっては境界となり、ある誰かにとっては境界が見えないこともあります。また、同じ場を対象としても、ある状況では境界が現れ、ある状況では境界が現れないこともあります。誰にとって、いつどのような状況で境界が現れるのか、現れないのか。その境界の現れ方によって人と人のつながりや、コミュニティのありかたについて考えていきたいと思います。

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