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同志社大学人文科学研究所
第21期17研究(2022-24)(代表:王柳蘭)
見原 礼子 Reiko Mihara
ディシプリン 比較教育社会学、子ども社会学
研究対象地域 ヨーロッパ(特にオランダ、ベルギー)、日本
研究テーマ
・社会の文化的多様性を踏まえたセクシュアリティ教育に関する研究
・子どもの性暴力・性虐待を防ぐための教育社会学的研究及び実践
・ヨーロッパにおけるイスラーム教育の教育社会学的研究
ベルギー・ブリュッセルのムスリム家庭でラマダーン期間中のイフタールに招かれたときの食卓
ボーダー(境界)について一言
20年以上前に初めて移民研究の扉をたたいたたとき、ボーダーは可視的で自明のものだという思い込みから完全に免れ得てはいませんでした。研究をつうじてさまざまな背景を有する人びとと出会うなかで、その思い込みがいかに短絡的であるかに気づき、その気づきをもってようやく私の研究はスタートしたといえるかもしれません。ボーダーについて考えることは、私自身の研究の出発点に立ち返ることでもあるのです。
オランダ・ロッテルダム近くのイスラーム学校内に設置されたモスク
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